プライベートコーチング 成果レポート



創業68年を迎える薄膜技術専門メーカーのジオマテック株式会社様にて、ブリエの「リーダー育成研修」を実施させていただき5年目に入ります。4年目から、研修に加えて松﨑社長個人へのコーチングセッションをスタートいたしました。個人コーチングの効果、研修とのシナジーについて、ご本人にインタビューをさせていただきました。

リズムよく自分を見直せる

―新たに個人コーチングセッションに取り組もうとご決断された経緯を教えていただけますか?

きっかけとしては、木村先生からお勧めいただいたことです。私は基本的に新しい試みが好きですので、やってみようかなと。経営者仲間に個別コーチングの時間を持っている方がおりましたので、私にもその機会が備わったら非常にいいなと思いました。また、研修に参加している社員皆さんのことも聞ける良い機会であると感じたので、始めさせていただきました。

―個別コーチングセッションを受けてみていかがでしたか?

自分自身を振り返る良いリズムが作れたことがとても良いです。コーチングは、何も特別なことを教えてくれるわけではありません。木村先生にはコーチングを通して、自分自身の気づきを掘り下げる手伝いをしていただいております。
今日もこの(インタビューの)後に1時間セッションがあるのですが、何日か前から「今度は何を振り返るべきか」「何について話をしようか」と準備し始めます。先月言ったこと、そこから今までの1ヵ月間どういう気持ちの変化を振り返ります。結果的には良い方向に持っていきたいわけですから、自分の中で問題や悩みの定義を絞ってかなきゃいけないわけです。
木村先生はよく「リズムが重要だ」と研修でも言われています。いいリズムを作っていただけたなと感じていますね。

―ご自分の振り返りの時間というのは、後回しにしがちなものですよね。セッションを継続していく中での気付きをご紹介いただけますか?

平時ですと、先月と同じだな、先々月と同じだな、と思う時があります。正直そういう感覚が続くと、毎月やってもなぁ思い始めるんですけれども、意外とそう思い始めると翌月から「ああ、やっぱり続けてよかったな」と思ったりします。
やっぱり、人生って何あるかわからないですよね。続けることによって、例えば先々月まで調子が良かったけれど、ここ1ヵ月で急にいろんなことがあって嫌になってきたなと感じている自分に気付くようになりました。嫌になってきた時に、木村先生にお会いして話して自分自身を見つめ直せるから大丈夫だ、そういう安心感みたいなものもありますね。
リズムよく自分を見直せるっていうのと、ちょっとへこんだ時の目先の安心感、木村先生とのセッションはこの2つの役割があります。

毎月のルーティーンが、「結果を出す」会社に繋がっている

―お役に立てていて、とても嬉しいです。ブリエの個人コーチングセッションと研修を並行して実施いただきました。両者を一緒に実施することによるシナジーはありましたか?

そうですね。会社の社長ですので、結果がついてこないといけない。私自身「結果を出す」ということに対して、ここ数年より強く思うようになりました。結果を出すために私1人で空回りして、大きい声を出して「やるぞ!」と言って実現するものではないことを、ブリエさんの研修を通してだんだん実感というか、理解をしてきました。ではどうすればいいのか?というと、各職務、部門現場のリーダーの方々が力を発揮しているか、それが合わさってシナジーを発揮しているか、個々人の力とそれらのシナジーを発揮させるための社員としての働き方の価値を相互で確認・提示できているのか、ここがポイントだなと。
そのために今毎月20名の役員・部門長の方と月1回30分の面談をしているのですが、もちろん各者各様で、その人に合わせて面談をカスタマイズしなきゃいけない。この毎月のルーティーンの中で、私と木村先生とのコーチングは締めくくりであり、また来月に向けての新たなセットアップの場みたいになっています。
社長と役員・部長の間柄だからという形式に限らず、「人とのかかわり」で考えることは、自分自身も居心地が良く、そして自分自身が他者に対して前向きな人になれるか、ということです。木村先生との個人コーチングセッションで、より良い面談を行うための自分の調整を行うことで、役員・部門長との面談を良い方向に持っていく準備ができているのかなと。それが「結果を出す」会社に繋がっているんじゃないかな、と思います。

―松崎社長と役員・部門長方との1on1、役員・部門長方にご参加いただくブリエ研修、そして松崎社長と木村との個人コーチングセッション、この3つがそれぞれで調整・学び・成長の要素を持つことで、良いスパイラルができているのですね。

そうですね。少しずつそういう流れができてきたと思います。1年くらい続けてくと、また一段上のステージが見えてきて、そこに行くべき時期ってあると思います。今その時期になってきたのかなと思っていて、このへんはこの後のセッションでお話しようかなと思っています。

―またレベルアップされる時期なのですね!お忙しい中、インタビューの機会をいただき本当にありがとうございました。この後のセッション、そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。